機器の仕様と電源条件を整理するためのご案内です。実際の適合は機種・現場条件を確認して判断します。
最初に確認する4項目
- モーターの銘板:定格電圧、電流、出力(kW)、周波数(50/60Hz)を確認します。
- 始動方式:直入れ始動か、インバーターなどで始動電流を抑える構成かを確認します。
- 機械の負荷:空転、ポンプ、コンプレッサーなどで始動時と運転時の負荷が異なります。
- 単相側の電源:分電盤の契約容量、回路と遮断器、配線長を確認します。
モーターのkWだけでは決められません
モーターの「2.2kW」などの表示は、変換器が入力側から必要とする電力をそのまま示す数値ではありません。始動時の電流、接続する機械の負荷、同時に使う制御機器によって必要容量が変わります。三相変換器の出力はkVAで表示されるため、kWの数字だけを比較して適合を判断しないでください。
特に直入れ始動では短時間の電流が大きくなることがあります。既設機械では、モーターに加えて制御盤や電磁接触器の電源仕様も確認します。
INV-9600PTVで検討する場合
当社の三相変換器 INV-9600PTVは、単相200Vから三相三線200V・50/60Hzの正弦波を出力し、最大出力は9.6kVAです。対象機の始動・連続運転・同時負荷と、入力側の電源条件を照らし合わせて選定します。適合の可否は機器ごとに確認します。
工作機械や搬送設備で複数のモーターを使う場合は、すべての同時運転負荷と起動順序を共有してください。
お問い合わせ時にあると役立つ情報
- モーター銘板の写真と機械全体の銘板
- 現在の始動方式と、始動する順番
- 単相200V電源の回路容量、設置場所
- 連続運転時間とほかの同時負荷
配線や保護装置の選定・施工は、現場条件を確認した有資格者に依頼してください。
